伝統ある附属小学校ふたば会会長を昨年に引き続き勤めさせていただくことになりました。本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年は何もわからぬまま周囲の方々に助けていただきながらなんとなく?何とか一年を終えることができ正直ほっとしています。宴会の席で短めの下手な挨拶をし、お酒をいただいていればほとんどの仕事は終わりと勝手に決め込んでいましたが実際にはいろいろ対応すべきことがあり大変である一方私自身の勉強にもなりました。昨年の経験を活かしもう少し積極的に踏み込んだ運営ができればと思っています。

さて、近年全附連では附属小学校の存在意義を討議することが多くなっています。

国家財政が窮乏し、少子化が一層進展する中で附属小学校の本来持つ存在意義が変化し新たな意義を明確に見出さなければいけない状況にあるといえます。一部の附属学校では定員割れも珍しいことではなくなってきている現状を充分認識し先生方・大学・中学校・幼稚園と連携しながら客観的な評価を上げていくことが急務であると思います。その点では概ね附属学校園内でのコンセンサスはとれてきていると考えていますが、より具体的で対外的に働きかけができる活動の実践が今後の課題だと思います。

附属小学校の子供たちをみて一番感心することは自主性と積極性です。運動会や音楽会など子供たちが自ら考え率先して運営する姿やクラス一体となり全員が体をゆすりながら大合唱で表現するコーラスを聴くと感動すら覚えます。創校130年の永い伝統の中で培ってきた素晴らしい校風を大事に皆さんと一緒に育んでいきたいと思います。

一方、子供たちを見守る先生方や保護者の皆さんにはさまざまな面で負担と社会的責任が年々増しているように感じます。高度情報化社会の中で多様化した価値観が氾濫する現在、本当に子供たちに身を持って教え伝えるべきことを周囲の大人たちは案外見失っているケースが多いのではないでしょうか。学歴や金銭の優劣だけではなく人間としてあるべき姿を子供たちにもっと単純に示すことが必要ではないかと改めて思います。

子供たちの健やかな成長という目標に向け先生方と保護者が磐石の信頼関係を築き相互に高めあえるようなふたば会活動となるよう心がけてゆきたいと思いますので皆様の暖かいご支援とご協力をお願い申し上げます。

 

                                                                            平成19年度 ふたば会会長  山崎 均

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